【SQL】prestoで整数同士の計算で少数の結果を返す

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prestoで整数同士の計算で少数の結果を返すはじめに

prestoで整数同士の計算をおこなうと、期待する結果が少数であっても整数が返されます。
これは、少なくとも一つの要素が少数である必要があるためです。

そこで、少数の結果を返すための方法を解説いたします。

Prestoについて

Prestoは、オープンソースの分散型SQLクエリエンジンです。主に大規模なデータセットに対して高速でクエリを実行できることが特徴です。以下は、Prestoの主な特徴や概念です。

  1. 分散処理
    • Prestoは複数のノードでクエリを並列に実行し、データを効率的に処理します。これにより、大量のデータに対して高いパフォーマンスを発揮します。
  2. 複数のデータソースへのクエリ対応
    • Prestoは異なるデータソースからデータを統合的にクエリできます。例えば、Hive、MySQL、PostgreSQL、Cassandra、そして独自のデータソースにも対応しています。
  3. インタラクティブなクエリ処理
    • Prestoはリアルタイムまたはインタラクティブなクエリに向いています。ユーザーが即座に結果を得ることができるため、分析やデータ探索に適しています。
  4. プラグイン構造
    • Prestoはプラグインアーキテクチャを採用しており、新しいデータソースや機能を追加することが容易です。
  5. SQLサポート
    • Prestoは標準的なSQLをサポートしており、既存のSQLスキルを活かして使用することができます。

prestoで整数同士の計算の際に少数を返す方法

Prestoでは、整数同士の計算でも少数を返すようにするには、少なくとも1つのオペランドが少数であるか、結果を少数にキャストする必要があります。以下はその方法です。

1.0を計算に加える

計算に1.0を加えることで、小数が含まれることを明示する方法です。

SELECT 5 / 2 * 1.0; -- 2.5

上記の例では、5 / 2.0 という書き方でも可能です。

DOUBLE型にCASTする

DOUBLE型にCASTして、小数が含まれることを明示する方法です。

SELECT CAST(5 AS DOUBLE) / 2; -- 2.5

PrestoのDOUBLEは倍精度浮動小数点数を表します。

倍精度浮動小数点数は、64ビットの精度を持ち、浮動小数点数を表現するために広く使用されています。DOUBLEは、非常に大きな数値や非常に小さな数値を表現することができます。一般的に、DOUBLEは、科学計算や金融アプリケーションなど、高い精度が必要な場面で使用されます。

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SQL参考文献

SQL学び始めの時はこちらの本を参考にしていました。

DBやテーブルの構造から、よく使う関数などがまとめられています。基礎を身につけたい方におススメかと思います。

まとめ

以上がprestoで整数同士の計算の際に少数の結果を返す方法となります。

より精緻な結果を返したい際に有用になります。

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