【SQL】サブクエリの使い方

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SQLのサブクエリについてはじめに

SQLのサブクエリは、SQLクエリ内に含まれる他のクエリです。
サブクエリについて説明いたします。

サブクエリの使用例

相関サブクエリ:

  • 特徴: 外部クエリの結果に依存し、外部クエリの各行ごとに実行されるサブクエリです。外部クエリの結果が変わると、サブクエリの振る舞いも変わります。
  • 用途: 外部クエリの結果に基づいて、行ごとにサブクエリを動的に実行したい場合に使用されます。通常、行ごとの比較や条件付きの集計などの場面で活用されます。
SELECT 
    column1
    ,(SELECT COUNT(*) FROM table2 WHERE table2.column = table1.column) AS count
FROM table1;

非相関サブクエリ:

  • 特徴: 外部クエリの結果に依存せず、独立して実行されるサブクエリです。外部クエリの結果が変わっても、サブクエリの振る舞いは変わりません。
  • 用途: 外部クエリの結果に依存しない条件でデータをフィルタリングする場合や、集計を行う場合に使用されます。一般的に、外部クエリの結果に直接アクセスする必要がない場合に使われます。
SELECT column1
FROM table1
WHERE column2 IN (SELECT column3 FROM table2 WHERE condition);

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サブクエリのメリットとデメリット

サブクエリのメリットとデメリットは次のようになります:

サブクエリのメリット

  1. 読みやすさと保守性: サブクエリはクエリをより論理的かつ読みやすくすることができます。複雑なクエリを小さな部分に分割することで、クエリ全体の理解が容易になります。
  2. 柔軟性: サブクエリを使用することで、異なる条件や結果に基づいてデータを取得するクエリを作成できます。これにより、特定の条件に基づいてデータを動的にフィルタリングしたり、複数の結果を組み合わせたりすることが可能になります。
  3. 再利用性: サブクエリはクエリの一部として定義されるため、同じサブクエリを複数のクエリで使用できます。これにより、同じロジックを何度も書き直す必要がなくなります。

サブクエリのデメリット

  1. パフォーマンス: サブクエリはクエリ内で実行されるため、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。特に大規模なデータセットでサブクエリが複雑である場合、性能低下の問題が発生することがあります。適切なインデックスの使用やクエリの最適化など、パフォーマンスの向上に取り組む必要があります。
  2. 読みやすさの低下: サブクエリが過度に使用されると、クエリ全体の理解が難しくなる場合があります。また、複雑なサブクエリを含むクエリは、他の開発者やメンテナンス担当者にとって理解しにくくなる可能性があります。
  3. 制限: 特定のデータベースシステムやクエリのコンテキストによっては、サブクエリの使用に制限がある場合があります。一部のデータベースでは、ネストされたサブクエリの深さやサブクエリの形式に制限があることがあります。

サブクエリの使い方まとめ

以上がサブクエリの開設になります。

相関サブクエリと非相関サブクエリの2つがあり、メリットデメリットが存在します。
実務で使用することもあると思いますが、パフォーマンスをふまえて使用できるとよいと思います!

SQL参考文献

SQL学び始めの時はこちらの本を参考にしていました。

DBやテーブルの構造から、よく使う関数などがまとめられています。基礎を身につけたい方におススメかと思います。

SQL関連記事

そのほか、SQL関連記事をこちらにまとめておりますのでご参考ください。
Coffee Tech Blog SQL関連記事

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