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【SparkSQL】LATERAL VIEW explodeで配列の要素を展開する

SQL
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SQLのLATERAL VIEW explodeとは

LATERAL VIEW explodeは、Apache HiveやApache Sparkなどのデータ処理フレームワークにおいて使用されるSQLの拡張機能です。

これを使用することで配列を持つ列を展開し、配列の各要素を単独の行に展開することができます。

LATERAL VIEW explodeの基本構文

以下は、LATERAL VIEW explodeの使用例です。

SELECT col1, col2
FROM my_table
LATERAL VIEW explode(col3) AS exploded_col

上記のクエリでは、my_tableというテーブルからcol3という配列を持つ列を展開し、exploded_colという新しい列として参照します。結果として、元のテーブルの各行が配列の要素数だけ複製され、col1col2はそのまま保持されます

LATERAL VIEW explodeは、配列だけでなく、マップや構造体などの複雑なデータ型にも適用することができます。その場合、展開された要素は新しい列として参照されます。

LATERAL VIEW explode使用時の注意点

LATERAL VIEW explodeは比較的大規模なデータセットには適していますが、データセットが非常に大きい場合にはパフォーマンスの問題が生じる可能性があります。そのため、適切なインデックスやパーティショニングなどの最適化手法を検討することが重要です。

Splitと組み合わせたLATERAL VIEW explode

split関数は、文字列を指定したデリミタで分割し、配列として返すために使用されます。これをLATERAL VIEW explodeと組み合わせることで、文字列を分割して複数の行に展開することができます。

以下は、split関数とLATERAL VIEW explodeを使用した例です。

SELECT col1, exploded_col
FROM my_table
LATERAL VIEW explode(split(col2, ',')) AS exploded_col

上記のクエリでは、my_tableというテーブルからcol2という文字列をカンマ(,)で分割し、それぞれの分割された値を単独の行として取得します。split関数によって生成された配列は、LATERAL VIEW explodeによって展開され、exploded_colという新しい列として参照されます。

なお、split関数の第一引数には分割する文字列、第二引数にはデリミタを指定します。上記の例ではカンマ(,)をデリミタとして使用していますが、必要に応じて適切なデリミタを指定してください。

例えば、col2が「apple,banana,orange」という文字列を持つ場合、結果は以下のようになります。

col1  | exploded_col
------+-------------
val1  | apple
val1  | banana
val1  | orange

元のテーブルの各行がcol2の分割された値の数だけ複製され、col1と分割された値がそれぞれの列に表示されます!

SQLのLATERAL VIEW explodeまとめ

以上が、配列を持つ列を展開し配列の各要素を単独の行に展開することができるLATERAL VIEW explodeの使用方法となります。

大規模データではmapなどに格納されたデータを取り扱うことが多くなります。そういった際に有用なものとなります。ぜひ活用してみてください!

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SQL参考文献

SQL学び始めの時はこちらの本を参考にしていました。

DBやテーブルの構造から、よく使う関数などがまとめられています。基礎を身につけたい方におススメかと思います。

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