【Python】整数や少数を四捨五入する

Pythonで整数や少数の四捨五入方法はじめに

round() 関数の詳細について説明します。

基本的な使い方:

rounded_number = round(number)

具体的な使用例:

num1 = 3.4
rounded_num1 = round(num1)
print(rounded_num1)  # 出力: 3

num2 = 3.6
rounded_num2 = round(num2)
print(rounded_num2)  # 出力: 4

round() 関数は、デフォルトで数値を最も近い整数に丸めます。
小数点以下が0.5未満の場合は四捨五入し、0.5以上の場合は切り上げます。

小数点以下の桁数を指定:

round() 関数は、オプションとして小数点以下の桁数を指定することができます。
この場合、指定した桁数まで丸められます。

rounded_number = round(number, ndigits)

具体的な使用例:

num = 3.14159
rounded_num = round(num, 2)  # 2桁まで四捨五入
print(rounded_num)  # 出力: 3.14

この例では、round() 関数を使用してnum を小数点以下2桁まで四捨五入しています。

いくつかの方法をご紹介しますが、round関数が一番ベーシックで使用しやすい方法と考えます！

format() メソッドは文字列をフォーマットするために使用され、数値を文字列に変換しながら四捨五入も行うことができます。

num = 3.14159
formatted_num = "{:.2f}".format(num)  # 2桁まで四捨五入
print(formatted_num)  # 出力: "3.14"

上記の例では、"{:.2f}" フォーマット文字列を使用して、小数点以下2桁まで四捨五入された文字列を作成しています。

f-stringを使用して四捨五入とフォーマットを同時に行うには、f-string内で数値を直接フォーマットします。

num = 3.14159
formatted_num = f"{num:.2f}"  # 2桁まで四捨五入
print(formatted_num)  # 出力: "3.14"

通常の round() 関数とは異なり、数値を切り捨てまたは切り上げたい場合に便利です。
math モジュールには、math.floor() と math.ceil() という2つの関数があります。それぞれ、切り捨てと切り上げの操作を行います。

以下に、math モジュールを使用して四捨五入、切り捨て、および切り上げを実行する方法を示します。

math.floor() 関数は、指定した数値以下で最も大きな整数を返します。
これは四捨五入ではなく、常に小さな方向に切り捨てを行います。

import math

num = 3.9
floored_num = math.floor(num)
print(floored_num)  # 出力: 3

math.ceil() 関数は、指定した数値以上で最も小さな整数を返します。
これは四捨五入ではなく、常に大きな方向に切り上げを行います。

import math

num = 3.1
ceiled_num = math.ceil(num)
print(ceiled_num)  # 出力: 4

math.floor() と math.ceil() を使用することで、四捨五入ではなく、明示的に切り捨てまたは切り上げを行うことができます。これは特に特定のアプリケーションや計算に必要な場合に便利です。

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round関数、formatメソッド、mathモジュールの3つの方法を紹介しました。

ご自身の環境でしたり、変換されたい形に合わせて適切なものをご使用いただければと思います。

そのほか、Python関連の情報はこちらにまとめておりますのでご参考ください。
>Coffee Tech Blog Python関連記事

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