データアナリストへ転職した話はじめに
私は2017年にアパレルメーカーに新卒入社し、社内公募制度に応募して2019年にデータアナリストにキャリアチェンジしました。(数学得意だったし手に職つきそうだなくらいな気持ち)
そしてデータアナリストの面白さを感じ、キャリアアップしていきたいと考えIT企業に転職しました。(日本で知らない方はいないくらいなサービスを提供している会社に入れました)
学生時代からそうした勉強をしてきたわけでもなく、社会人になってからの考えと行動で現在地まで来ることができたので、その経緯が参考になればと思い少しまとめてみます。
こんな方向けのお話になります
- データアナリストになりたい・興味がある
- 駆け出しデータアナリストの方
未経験データアナリストからIT企業への転職までの道のり
営業からのスタート
キャリアは営業からのスタートでした。特段の不満があったわけではなかったですが、「手に職つけたい」「新しいことやってみたい」という思いがあり、ちょうどその時にデータアナリストのポジションでの社内公募があったので応募し異動となりました。(老舗アパレルのデータ分析組織立上げ段階でみんな探り探りなので師範となるような方はなかなか見つけにくい状況)
データアナリストになってから
- エンジニアリング
- Treasuredata の運用
- Treasuredata → Google Cloudへのデータ分析基盤の移行(言語:Python, SQL)
- マーケティングオートメーションツールの導入(AWSのサービスを使用)
- BI
- Tableauダッシュボード開発
- 分析
- データ活用案件の進行(販売データの収集・可視化や売上予測)
- その他
- 社内勉強会(SQLやデータ活用のリテラシー向上)
データアナリストになってからは約2年間で↑を経験しました。メンバーの入れ替わりが多少ありますが、私に近しい状況の方もう1~3名ほどでチームを運営していたので常に探り探りで進めていました。
異動になったときにはSQLの基本構文がなんとなくわかるくらいの状態でした。ですので、そこから勉強して python,SQLのプログラム実装、分析基盤の設計・開発、TableauやLooker StudioといったBIツールの開発、分析案件の進行が経験できたことは非常にありがたかったです。(その時の学習は非エンジニアがGoogle CloudでDWH実装できるまでの話に少しまとめています)
IT企業への転職について
裁量があり、新しいことに挑戦できる環境ではありましたがデータアナリストとしてスキルアップしていく上では課題を感じていました。
- 販売データがメインなのでデータ量が少ない(大規模データをさばくパイプラインの開発が不要)
- 特にエンジニアリングの面で師範となる方がいらっしゃらない
- 卸売りがメインビジネスなのでレコメンドや機械学習のプロジェクトがない
といった点です。
その点を解消すべく、転職活動をしました。転職の際には、「データパイプラインの構築からBI開発までの一連が出来ること」「売上予測によって利益貢献ができたこと」をウリにしていました。
結果としてはIT企業にご縁を頂くことができたのですが、転職してみて分かったことは
- データエンジニアリング
- BIツールの開発
- 分析案件の進行
この辺りを一貫して行うことができる方が意外と少ないということです。私の所属するチームでは、データエンジニアリング人・分析要件をまとめる人、と得意分野のみを担当している方もいます(私は全プロセスやらせてもらっています)
⇔一貫してできるに越したことはないので貴重な人材と言えるかもしれません(自分で言うな)
データアナリストとしてこれから
大規模データをさばくエンジニアリングや統計を用いた分析といったスキルの高度化はこれからやっていかねばというところです。。(半分言い訳ですが、統計的な分析手法を用いるような分析案件が意外と少ないということは悩みです)
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(わたくしも転職の際に利用させていただき、ご縁を頂きました)
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